No. | 質問内容 | 質問者 |
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右下肢静脈瘤と言われました。 |
55歳 女性 |
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下肢静脈瘤は女性に多く、年齢とともに頻度が増えて、特に妊娠をきっかけに起こることが多いようです。
無症状のことが多いですが、ひどくなると、下肢痛、だるさ、皮膚潰瘍、湿疹を伴います。
足の静脈はつま先から太ももの方向に心臓に戻るように流れます。
表面と深部の静脈には逆流しないように弁があるのですが、この弁が機能しなくなって、逆流し、ふくらはぎの表面に血が溜まり静脈瘤ができます。軽症の場合は、弾性ストッキングで静脈血が還流して戻ることを促します。
静脈瘤が大きかったり、美容的な側面からも硬化療法が選択されることもあります。
これは直接、静脈に硬化剤を注射して静脈をぺしゃんこにします。潰瘍、色素沈着などができて症状が重い場合は、ストリッピング手術といって、直接、静脈を引き抜いて切除する手術が選択されます。確実に治療するためです。
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